Roberts Creekでトレイルバイク
こんにちは!
今週末はThanks Giving Weekend (感謝祭)で3連休のサンシャインコースト。
真ん中の日曜日の今日はお天気が良く、Roberts Creek(ロバーツクリーク)の公園にやってきました。サンシャインコーストは公園(森林)の中がトレイルだらけですが、その中でもロバーツクリークの森は色々なトレイルがあって人気です。
スタート地点に選んだのは「パンプキン・パッチ」コース。初心者もOKで結構距離が長いそうです。それにしても季節にピッタリの名称(笑)。
ダウンヒルのトレイルなので、まず山の上のほうの「パンプキン・パッチ」コースの入り口まで車で上がって行き、夫と子供達とバイクを降ろして、私は乗ってきた車で山を下り(地図上の「You Are Here 」という所)、みんなが戻ってくるのを待っているというプランです。
道で車を止めて、自転車を降ろし各自準備開始。とはいえまだそれほど寒くないですので皆軽装です。
トレイルのある森の中は常緑樹と苔に覆われて神秘的ですが、今回のような初心者コースは誰でもトライできてとても楽しいです。
私は道を下り、集合場所でペッパーちゃんと車で待つ事に。夫曰く30分くらいで戻って来るということですが、あまりあてにしておりません、、、。
週末なので朝から子供たちが大騒ぎでそれにつきあってお疲れのペッパーは、ここぞとばかりお昼寝をしていました。
私は、最近読書をする時間がなかったので車の中で読書タイム。日光がふりそそぎ、エンジンを切っても寒くなく快適に読書をすることができました。が、気がつくとすでに1時間が経過し、1時間半が経過し・・・さすがになんか遅い。
出発してから2時間近くがたつ時点でさすがに私も「道に迷ったのでは?」とちょっと心配になってきました。もしかしたら違う方面へ下って行ってしまったのかもしれないなあ、と思っていると、やっと夫からテキストメッセージが。どうやら途中でキノコを見つけてしまったらしい(汗)。たしかに、今はきのこ狩りのシーズンで、トレイルがある森はキノコの森でもあるわけで・・・私の心配をよそに、Chantelle(シャンテレール)というおいしいキノコを発見して3人で大興奮だったようです。
帰りは、すぐ近くの森の中のフィッシュ&チップス屋さん「Sharkey’s Fish Locker」に寄り、フィッシュ&チップスをテイクアウト。なんと今日が今シーズン最後の営業だそうで、ぎりぎりセーフ開いていてよかった!明日からシーズンオフの休業期間となり次回の営業は来年の3月15日だそうです。ここのお店は漁業をしている人が森の中に簡易なショップを開いて半年だけ営業していて、お店はいたってシンプルですが、いつ行ってもおいしいフィッシュ&チップスが食べられます!
フィッシュ&チップスの魚は数種類から選べ、ポテトも普通のジャガイモかヤムポテト(サツマイモみたいな甘いポテト)の2種類から選べます。私はいつもハリバット&ヤムフライのセットです。絶対外さない名コンビ(笑)。
そしてほかにも、LOC(スモークフィッシュ)や魚介のグラタン、フィッシュバーガーのパテなど豊富なメニューが冷凍で販売されており、今回もいろいろお土産を購入。この冬に自宅で少しずつおいしいワインと一緒に楽しみたいと思います。
敷地内のベンチでフィッシュアンドチップスを食べる子供たち。外で食べるとなんでも美味しいですね♪
Roberts Creekのトレイルマップ情報
フィッシュ&チップスのお店 Sharkey's Fish Locker
(残念ながら次回の営業は来年の3月中旬から)
【スピンオフ】香港への想い
こんにちは。今回は番外編で香港について。
カナダで暮らして3年以上が経ち、未だに香港での暮らしが恋しい私ですが、最近の香港の状況、特に破壊行為や暴力行為に胸を痛めています。香港へは観光や仕事で行ったことがある人も多いはず。それぞれおいしい中華料理など楽しい思い出があることでしょう。
私は24歳から20年近く香港で香港人と共に暮らしてきました。私にとって今の香港の現状を見るのはとてもつらいことです。香港で暮らす友人のことも大変心配しています。
-私が知っている香港人- 香港がこれまで見せてくれた日常の暮らし
- 親戚や同僚とランチや週末は、いつも和やかに、時に大声で冗談の掛け合いをしながら大きな円卓で飲茶を楽しむ。その間、お茶を注いで回るのは男性の役割。
- 家庭での料理担当は男性のことが多く、女性は子供がいてもバリバリ働く。
- みんな外食が大好き。そしてどんなに高級な店でもテイクアウトを用意してくれる。
- 老若男女問わず、株が大好きで、投資が上手。お金の話もみなオープンにする。
- つっけんどんな物言いのおばちゃんやおじちゃんが街中の商店にあふれている。でも客に対して無視は絶対にしない。言葉が通じなくてもお構いなし。人情があって実は必要以上に助けてくれたりする。
- 97年の返還の時はみんなで下手くそなマンダリンを笑いあっていたけれど、気がついたらいつのまにかみんな話せるようになっている。
- お金持ちの男性は、広東語で「ヤウチンシンサーン」と公然と皆に肩書をつけられ、彼の恋バナや、ガールフレンドとの不倫やら離婚の噂は芸能人のネタ以上に盛り上がる。
- 白人の男性はランカイフォンのバーで香港人の女の子と出会い、いろいろな意味で衝撃を受け恋に落ちる。彼らが出会う香港の女性の多くは賢くキャリアもあり、自分の意見ははっきり言い、そのうえスタイル抜群。
- 日本のカルチャーと日本料理が大好きで、スーパーには世界中の商品が並ぶなか、キューピーのごまドレッシングはどこでも手に入る。
- タクシーに乗ったら最近は中国人?と聞かれ、つぎに韓国人?と聞かれ、「日本人」と答えると、得意げに(バブル時代に日本人観光客相手に習得した)自分の日本語を披露してくれる運転手たち。
- 子供や若者は普通に地下鉄で老人にすぐ席を譲り、慌ただしい街中では祖父母の手を引いて歩いていく。
私はこうした日常の暮らしを通して香港人を知り、香港が第二の故郷といえるほど親しみを感じています。20年近く暮らす中で時に日本を懐かしく思うこともありましたが、香港は私に大切なことをたくさん教えてくれたと思っています。
そのため、今映像で見る香港の姿は私の暮らした香港や私が知っている香港人の暮らしとはあまりにかけ離れていてとても衝撃を受けています。
最近は特に度を越した若者を中心とした破壊行為が報道されています。こうした危険で日常生活に大きな影響を与える行為は、社会に迷惑をかけすぎだとして批判的な分析や意見もよく見るようになってきました。
私も「そんなことしても、みんなに迷惑がかかるだけでなんの解決にもならないよ。」と思っています。
でも、こうした暴動の影で、香港政府の対応は非常に不明瞭です。
ここまで長期化した非日常的な状況を受けて、毎日定時に政府の広報官などから現状を説明する会見を行うのが一般的ではないでしょうか?
さらに香港は世界屈指の金融都市であり現状は国際企業に深刻な影響を与えています。それなのに広東語のみならず英語での政府としての公式な情報発信が少なすぎます。
また、本当に危険極まる行為を行っている人は実名や写真を公開して、逮捕したらそれを皆の前で公表するべきではないでしょうか。
そうでないと今の映像やニュースだけではまるで「デモを行っている人は全員クロ」みたいな印象を与えていると思います。
そして警察との衝突・・・
そもそも香港の法律で警察はどこまでの権力が与えられいて、どのような対処をすることが許されているのか全然わかりません。
警察が自分たちの行っている行為をすべて正当化するのであれば、毎日の状況を警察の広報担当が記者会見なりニュースとして発表する場があるべきではないでしょうか?
警察は、暴動の大きさに関係なく毎日粛々と、暴動がどこで起こって、逮捕者が何人、負傷者何人という情報を公式に発表する義務があるのではないでしょうか。
一方で警官の逮捕の仕方や拘束者への対応に関する情報は、いろいろなところで流されていて、かなり衝撃的な写真や映像が掲載されていることがあります。
そうした中、今回のAmnestyの記事ではかなりショッキングな状況が報告されています。
警官はここまでのことをする必要があるのか?
誰が、どうして、警官に公務員としての責務を逸脱し、
自らの感情を爆発させているように見える暴力行為をさせているのでしょうか。
こういう警官による必要以上の暴力行為に関する情報が若者の間で常にタイムリーに共有されているとしたら、彼らの不安や恐怖を煽るだけでなく強い怒りや復讐心を生むことが容易に想像できます。
彼らの怒りや復讐心に火をつけているとするならば、それはまさに警官の暴力との負の連鎖の結果でしょう。
香港は1997年に中国に返還され、香港が中国の一部であることは事実であり、それは香港人が一番わかっていることです。
「一国二制度」という制度は世界中見渡してもどこにもないしくみであり、そのことから生まれる色々な恩恵も弊害も、まったく未知数の中から全部受け止めてやってきたのが香港だし、香港人だからこそやってこれたとも思うのです。
香港は、イギリス領時代も、中国文化革命の時代も、返還の時も、SARS流行の時も、アジア通貨危機の時も困難に直面してきました。
そして香港に暮らす人々は常に解決策を模索してうまく立ち回り、さらに発展を続けてきました。
今の若者もそういう大人の背中を見て育ってきています。
私は若者たちがこれからも香港人らしいDNAを大人から引き継ぎ、賢く立ち回る術を身につけていってほしいと思っています。
海外にいると、香港が平和な街に戻ることをただただ祈るしかないのがもどかしいです。
それでも、何よりも香港人が安全で幸せだと感じる社会が訪れることを祈っています。
Sunshine Coastのクラフトビール
こんにちは。
Sunshine Coastにもクラフトビール(地ビール)があって、先日ビアフェスタをやっていたので家族で遊びに行ってきました。
Persephon Brewing Company という名の老舗のビールメーカーで、Persephonの名前でたくさんの種類のビールを販売しています。サンシャインコーストはもちろん、バンクーバーの酒屋さんでもこちらの缶ビールは販売されていて、味に定評があります。
敷地の真ん中に工場兼パブのようなお店があり、中で生ビールを販売しています。
このビール屋さんは、フェリー乗り場のあるランデールという場所にあり、いつもフェリーを利用するときに道からビールのホップの畑が見えるのでそれが目印になっています。今日はホップの畑を敷地の中から見ることができました。
ビールはもちろんおいしいのですが、敷地の中が公園のようになっており、たくさんの花が咲き乱れています。子供たちは自由に走り回れ、遊び場もあります。次男はお花が大好きなので大喜び。
そして、この日はビアフェスタだったので、カントリーミュージックのバンドもきていて楽しい雰囲気でした。メインのお店の横にはかわいいエアストリームの中でピザを焼いて販売していました。
もちろん、生ビールはとってもフレッシュでおいしい~!!でもすぐに飲んでしまって写真を撮りそこなってしまったという(泣)。
生ビールはその場でボトルに詰めて持ち帰ることができるので、2種類買って帰りました。大体2週間くらいもつらしいです。
ボトルはデポジット制で、空のボトルをお店に持っていくとまたビールを入れてくれます。良い口実ができるわけ(笑)また行かなきゃ!
家族で行っても楽しいので、フェリーに乗ってサンシャインコーストに遊びに来るときは、寄り道をお勧めします!
お店情報:
Persephone Brewing Company
1053 Stewart Rd, Gibsons, BC V0N 1V7
http://www.persephonebrewing.com
小学校のランチ事情
こんにちは。
すっかりブログの更新が止まっていました。約3か月か(涙)。この間何をしていたかというと、6月はカナダは学校の学期末ということもあって、学校の遠足とか発表会の手伝いなどに駆り出されておりました。そして6月後半から日本へ里帰りが始まり、7月中旬にこちらに戻ってからは連日友達が遊びに来てくれてにぎやかでバタバタの毎日でした。子供たちは連日海や湖でお友達と遊んで大喜び!!でも気が付いたら新学期まであと2週間!!あっという間に夏休みが終わろうとしていまーす。慌ててブログも再開しました!
そこで今日はこちらの小学校の様子について書いてみたいと思います。
トリビアのようですが、カナダの公立小学校には学校給食がないのを知っていますか?確か先進国で唯一給食制度が整備されていません。そのため各自お弁当を持参するのですが、学校によって、有償の宅配ランチを取り入れています。一般的にホットランチと呼ばれるこのシステムは、業者に依頼したランチを事前に申し込んでおくと、指定した日に届けてもらえる仕組みです。ホットランチの収益の一部は学校に還元される仕組みで、学校にとっては貴重な収入源でもあります。
で、学校が市街地にあれば、専用の業者から毎日日替わりのメニューが用意されたり、週に何度もホットランチを申し込むことができます。以前、ノースバンクーバーで通っていた学校では週に2回以上はホットランチがあり、毎回テーマがあって、ピザ、ラップ、アジア系、インターナショナルなどのテーマからそれぞれ数種類のメニューが用意されていました。さらに週に1回はスムージーなどのデザートを頼める日もありました。
一方、サンシャインコーストのような田舎だとホットランチを作る業者は周りにないので、ホットランチの制度がなかったり、選択肢が少なかったりします。実際、我が家の子供たちが通う小学校のホットランチメニューは、基本的に週一回のピザ屋さんの宅配ランチと週一回のポップコーンのおやつのみ。年に何度かハンバーガー屋さんのトラックが登場するというのもありました。
そしてこの「ポップコーン」は保護者のボランティアで準備します。学校の中でポップコーンの機械を使い一から作ります。
このおやつのポップコーンはわずか1ドルで購入でき、出来立てが配られるためか、それ以外に選択肢がないからか?!希望者が多く、作業する人は朝からポップコーンをひたすら作り続けます。午前8時半からはじめて午前10時ごろまでに全部で約120袋(全校生徒の約半数分)のポップコーンをひたすら作り、袋に入れて休み時間の前までに各クラスに配るという・・・孤独かつ労力が求められるボランティアであり・・・ついでに終わった後は全身にポップコーンのにおいが染みつくというオマケまで・・・というわけで、実はあまり引き受ける保護者がいません(汗)
子供たちの分を作った後は、学校の先生の休憩室にも大きなボール2個分のポップコーンを配り、校長先生と事務の先生には個別のかわいいボールにポップコーンを配り、隣接するデイケアにも大きなボールにひとつ分持っていきます。ポップコーンを作っている間中、学校からバターの甘い香りが漂うので、分けてあげるのが人情ってものでしょうね(笑)。
それにしても食べる方は人気があるのにボランティア的には人気のないポップコーン。でも私は、この取り組み自体は、原材料も安くてボランティアで作るため、学校としては結構良い収入源ではないかなーと思っていて、そして役員もやっていないというやや後ろめたさも手伝って、自分の毎週のスケジュールに「ポップコーン作り」を組み入れて、昨年度はほぼ毎週引き受けてきたのでした。
新学期がはじまったら、「Will you pop again ? (またポップコーン担当してくれる?)」と頼まれそうな予感です・・・
家庭菜園をはじめて1か月
こんにちは。
気がついたら前回のブログから一か月以上過ぎてしまいました。夏に向けて、敷地内の掃除やら、海のアクティビティの準備やらに加えて学校では年度末の行事がどんどん入ってきて、家庭菜園の面倒が加わった私はもうバタバタ(いつもか)・・・自分の時間が欲しーいー(願)!!
さて、家庭菜園のほうはというと、「完全初心者」の私はご想像とおり、すべてのプロセスでつまずきならがら、迷いながらなんとかすすめている感じです。当たり前のことだけど、野菜それぞれで種のまき方、水をあげる頻度、間引きの仕方など全部違うではないですか。それを一つ一つネットなどで調べながらやってみてはいますが、この一か月で野菜を育てるのってか・な・り・奥が深い世界だとまずは認識しました(汗)。
農業は楽しいだろうなあ~♪と甘い考えがよぎるさわやかな日の水まきもあるけど、育てるのは自分の子だけで沢山だわーっと思う炎天下の間引き作業もあったり。1時間だけと思っていたら午前中ずっとプランターの世話をしていて、慌てて子供の学校の迎えに走ることになったりね。
兎にも角にも、一か月少々たった現在のプランターの様子はこんな感じです。
合計3つのプランターを海に近い方から、1番、2番、3番と番号をつけて、それぞれのプランターにコンパニオンプランツといわれる相性の良い野菜を植えてみました。
最初にお騒がせ?の種だったのは1番のプランターに撒いたニンジン。ニンジンは4月中旬に直接タネをまいたところ、3週間近く芽が出ず、あー失敗かー(涙)と思っていたところ5月に入って一気に発芽しまして、今少しずつ成長しています。どうやら私が種をまくタイミングが早かったみたいです。お騒がせだったのは自分らしい。こちらでは5月に種まきで7-8月の収穫が一般的だそうです。今発芽している場所の横にまた先日ニンジンの種を撒きました。こちらのほうが早く発芽するのでしょうかね。我が家にニンジンを心待ちにしている人が1名いるのでややプレッシャーを感じていますが・・。手前に植えたコンパニオンプランツのニンニクと真ん中に位置するローズマリーはすくすくと成長しています。
次にというか今も心配なのは、一番奥の3番のプランターのインゲンとキュウリです。まだかなーり静か(汗)。弱弱しくてまずいなあと思いつつ、これもまた見守るしかないかなーという感じ。まだガツンっという強さの日光を浴びる機会があまりないのですが、もう少し暖かくなったら元気を取り戻してくれるかなー。
そして一番優等生が真ん中2番のプランターで育っているダイコン、ケール、サラダミックスとホウレンソウ。中でもダイコン(洋風の小ぶりなダイコン)とケールはぐんぐん元気に育っています。奥では、サラダミックスとホウレンソウが育ちはじめました。なんとなくここSunshine Coastの気候に無理なく合っているチームに思えます。
一気に種を撒くと、一気に収穫がくるので時間差で撒いた方がいいと友達からアドバイスをもらい、1番と2番のプランターはラインで区切って種まきの時期をずらしてみました。
いつかそんな風に一気に収穫がやってきて、モリモリ食べれる日が来るのでしょうか?!長年家庭菜園で立派な野菜を育ててきた義母曰く、毎日野菜たちに向かって「 I Love You💛」 と伝えることが肝心だそうです。私もアドバイスに従って囁いていますよ♪
家庭菜園をはじめよう
こんにちは!春ですね。
サンシャインコーストにもたくさんの桜が咲いていますよ。
我が家にとってはサンシャインコーストで初めて迎える春となります。4月に入って一気に春らしくなってきたので、冬の間手つかずだった庭やガレージの掃除で大忙しです。でも周りに新しい生命の息吹があふれ、次々に花々が咲きだす今日この頃。我が家も何か新しいことをはじめてみようということになり、家庭菜園に挑戦することにしました。
まずは敷地選びです。選んだのはお隣さんの敷地との間にある細長い岩場のスペース。午前中からお昼過ぎまで陽があたり、少し傾斜がついています。プランターは傾斜に合わせて作ることになり、夫がスギの板で合計3つ作りました。
次にプランターに入れる土ですが、以前から家庭菜園をやっている友達が「絶対これ!」と勧める土を購入しました。成分に20%程度堆肥が含まれているそうで、友人曰く特別に肥料などを与えなくても元気な野菜が育つらしいです。が、まさかトラックで来るとは思わなかったけど(汗)。プランター3つに入れても十分なほどの量です。なんでもスケールが大きくて焦りますが、子供たちはトラックから土が流れ落ちる様子を見て大喜びでしたっ。
プランターは各サイズが8x4つまり、2.5m x 1.2m位で、傾斜を利用して一番深いところは80㎝の深さがあります。ニンジンなどの根菜類がうまく育つといいのですがどうでしょう。
そしていよいろ肝心の「何を育てるか?」ですが、実はこれが一番悩ましいところでした。
これまでずっと都会で暮らしていた私は当然、本気の家庭菜園というものをしたことがありません。夫もしかり。が、私はせっかく育てるならサンシャインコーストではあまり簡単に手に入らない野菜を育てたい!と思い、ニラ、ダイコン、オクラ、シソなどの種や苗を購入してきました。
一方、夫はニンジン💛ラブなので、ニンジンはもちろん、レタス、ケール、ホウレンソウ、ブロッコリー、インゲン、トマト、、、どんどん種や苗を買ってきます。
こうなると、一体どこから手を付けてよいのかわからず、どうしよーっと半分途方に暮れていたところ、ふと以前どこかで、「コンパニオンプランツ」という言葉を聞いたことがあったなあ、と思い、とりあえずGoogleを頼りに検索してみました。すると、野菜が育つときに、相性の良い野菜同士を一緒に育てると相乗効果で野菜の味や出来が良くなることや、各野菜の相性の説明が出ていました。なるほど・・・反対に相性が悪い野菜同士を一緒に植えるのはダメで、野菜が育つ際に出る成分などが違う野菜にとっては生育にふさわしくない環境を生むようなのです。例えば野菜サラダでお隣に来ることが多いトマトときゅうりは絶対に一緒に植えてはいけない!というアドバイスがいたるところにのっているではないですか。うーーん・・・
さあ、ここからが大変。なにしろ夫も私も自分が植えたい野菜の種なり苗を何も考えずに用意しており、プランターの深さや位置を考えながら、「コンパニオンプランツ」を頭に入れて、どの野菜をどこに植えるかというのを考えるのは、正解のないパズルのような作業なのです(泣)夫はすでにプランターを作っているので、ひとつ達成感なり優越感があるのでしょうね。「I'll leave it to you (あとは君に任せたよー♪)」といって去っていきました。今度はシカ避けの柵づくりに取り掛かるそうで(汗)
今はまだぽかぽかの室内で育っているナーサリーな野菜たちも来週以降はプランターに移動です。この先無事育つかどうかかなり不安ですが、まずは挑戦あるのみ、かな。
サンシャインコーストからウィスラーへ
こんにちは!
ただ今カナダの小学校は春休みです。そこで今週は家族でウィスラーまでスキーに行ってきました。
サンシャインコーストからウィスラーへ行くには、まずフェリーに乗って、バンクーバーサイドへ行き、そこからSea To Sky Highway 1という海外線に沿ったハイウェイで一本です。約1時間半のドライブなので、それほど遠くはないです。(ただし、悪天候のハイウェイ1はかなり怖いですよ😆)
さて、ウィスラーといえば、まずどこに宿泊するかが悩ましいところ。どこもホテルは一泊数百ドルはするので、地元の住民が気軽にスキーに行くにはちょっと非現実的なお値段です。
今回はAirBnBを利用して、スキーイン/アウトできるコンドミニアムに滞在しました。1泊一部屋約200カナダドル+税サービスなど。家族4人で利用する分には割とお得です。キッチンがついていると朝食は部屋ですませて、スキーへ行くことができて便利ですし、子連れの場合は宿泊先の前からスキーを履かせる事が出来て助かりました。子供のスキーと自分のスキーを持ってシャトルバスに乗ったり、歩くのっておばさんの私には厳しいのです😂
施設内には温水プールとジャグジーもあり、疲れを知らない子供達はスキーの後、ここでとどめを刺す事が出来ます🤔😆
そしてご存知の方もいますが、私は自他ともに認める「スーパー晴れ女」😉 ウィスラー滞在中もずっと晴天に恵まれました。ラッキー♪
大学時代にスキーをしていたこともあり、日本のスキー場、韓国、スイスなどもちらりと行ったことがあるのですが、ウィスラーのスキー場は、とにかく広大です。アルプスはもちろん負けていませんが、日本のスキー場が軽く5-6個入る大きさです。ウィスラーは、ウィスラーマウンテンとブラッコムマウンテンの二つの山からなり、2つの山の頂上付近をゴンドラで平行につなげています。全体で40台近くのリフトとゴンドラがあり、スキーコースは200以上あるようです。
2つの山を頂上付近で結ぶゴンドラの乗車時間は約11分と結構あっという間なのですが、このゴンドラから見下ろす渓谷の深さが結構怖かったりします。(これはブラッコムからウィスラーに向かっているところ)
そしてゴンドラに乗って頂上の駅に着くと、実はさらに上に本当の頂上があり、この付近に3か所の氷河コースがあります。初心者でも滑れるようにコースが整っているので、スキーを始めた次男と一緒に雄大な風景を楽しみながら滑ることができました。
ただし、頂上から一番下までのんびり初心者用のグリーンコースで降りたら軽くノンストップでも30分以上はかかります(汗)。帰りはゴンドラの途中駅までスキーで降りてそこからゴンドラに乗って帰るのが正解です。
3日間、次男と一緒に毎日6時間ぐらいスキーをして私はへとへと。スキークレイジーな長男につきあった夫はかなりお疲れのご様子(笑)。楽しかったけれど、我が家の今年のスキーシーズンはこれで終わりかな。