サンシャインコーストの12か月

カナダ西海岸のサンシャインコーストより移住生活、地元の情報など発信します

スノーシューで冬山を散策

こんにちは。2022年最初のブログです。
今年は、今年こそは旅に出たい!日本にも帰りたい!と思っていますが、
相変わらずカナダの片田舎で暮らしております。

ここは、サンシャインコーストという地名通り、カナダの最も西側、つまり太平洋に面した西海岸の少し内海となっている海辺の田舎街と言うことで、カナダで1番暖かいと言われている地域です(カナダもアメリカも大西洋側と太平洋側が同じ国のなかにあるってやっぱりすごい国土だと思う)。冬でも日中は基本的に零下が続くことはほとんどありません。

が、あの堅牢なロッキー山脈も、スキーで有名なウィスラーもご近所ということで、この地域の山の上にも実は雪はしっかり積もるんです。それもかなりドカ雪です。もしどこかからものすごい資本が投下されたらスキー場もできてしまうであろうレベルです。

というわけで、先日そのドカ雪の積もるDakota Ridge(ダコタリッジ)までスノーシューのハイキングに行ってきました。

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一緒に出かけたのは次男の同級生の家族4人。キャンプやカヌーなど知り尽くしたご夫婦と娘2人

初めにそり遊びなどをしていたのでスノーシューで出かけたのは午後2時過ぎとなりました。みんなでワイワイ言いながら歩いて行きました。グループで歩くと長い距離もあっという間です。

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途中からトレイルから外れて雪遊びをしだす子供たち。犬のようにトレイルから出たり戻ったりで大人たちについて行きます。

結局2時間ほど歩いてループのように出発地点に戻ってきました。4時半ごろでもうほとんど人もおらず、あたりも薄暗くなってきました。施設らしい施設はほとんどないのですが、質素な小屋があり暖をとることができます。持参したホットチョコレートなどを飲んでしばし冷えた体を温めてから帰ることにしました。

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かなり薄暗くなってから小屋に到着。中には誰もいなかったものの、最後の人がキャンドルをつけたまま残しておいてくれました

小屋の中には簡素なテーブルと暖炉があり、利用する人が各自で薪で火を起こして使うシステムです。この日は最後の人が気を利かせて薪も入れておいてくれたおかげで古屋はかなり暖かかったです。きっと私たちの姿をどこかで見かけていたのでしょう。ご親切に感謝です。

 

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ダコタリッジの案内板(料金表)基本的に任意で支払うシステム

年齢別の料金があるのですが、家族料金がお得になっています。スノーシューなら家族(大人2人合計最大6名まで)で16ドル(1500円)、他にクロスカントリーもできてこちらはコースもかなり本格的で家族で30ドル(3000円)で一日中遊べます。ボランティアの係の人がいることもありますが基本的に任意で箱にお金入れます。平和だなーカナダ🇨🇦

そして帰りの山道は吹雪いてこわいよー(汗)という積雪の中、帰途につきましたとさ。

 

2021年を振り返って

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こんにちは。年末の大雪のなか、ぎりぎり今年最後のブログを。

本当に久しぶりで言い訳がましいですが、今年は感情の波が押したり引いたりで書くことを躊躇してしまうことが続きました。ところが!です。昨日クリスマスから一息ついたところで、中学時代からの友達でプロのミュージシャンであるAちゃんのクリスマスライブを配信アーカイブで見て、彼女が2年半ぶりにライブ活動を再開したと言っているのを聞きました。あー感慨深い、心にしみる言葉。Aちゃんは年末に向けて準備をしてついにオフィシャルに再始動したんだなあ、と緊張気味のAちゃんのスタートに心から拍手。そして私も背中を押してもらって年末に書いてみようと思うことができました。ありがとうAちゃん。

一昨年の冬から始まった制限のある暮らしですが、今年は気がつけばこのまったく縁もゆかりもないカナダの片田舎からほとんど外へ出ず暮らしました。公共機関の乗り物を利用したのはたぶん数回(汗)。恐らくこれまでの人生のどの年より移動距離の短い一年だったなあと思います。Facebookで何年前の同じ日付にプーケットにいたり、ニセコにいたり、そういう楽しいシーンを見せられると自分に対して嫉妬したり(笑)。

外食するのも難しかったり、家族で出かけるとなるとさらに面倒だったりするので必然的に家で料理する回数やらレシピの種類やらが増えた一年でした。反対に言うと料理以外はあんまり新しいことにチャレンジする気力とかもなくて。やっぱりちょい鬱っぽくやる気が起こらない時があったように思います。

まあそういうわけで、毎回同じようなブログになっておりますが(汗)今年食卓にのぼった回数の多かった料理を年末に勝手にランキングさせてもらいまーす。

1.ハーブいろいろ
今年はプランターに色々な種類のミント、バジル、レモングラス、パセリを植えてみました。どのハーブもとても良く育ちさまざまなメニューに活躍してくれましたが、やはりダントツはバジル。採れるとれる(笑)。とにかく花がつく前にカット、そしてまた伸びたらカットの繰り返し。おかげさまでたくさんのジェノベーゼペーストを作ることができました。一緒に植えていたインゲンと一緒にパスタにすると子供たちも野菜をたくさん食べてくれて一石二鳥でした。

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2.夏はバーベキュー三昧
今年のカナダは観測史上始まって以来の猛暑となり、夏はとにかく暑くて暑くて家の中で火を使う気がしないぐらいでした。毎日冷たいお蕎麦が食べたい私でしたが、子供たちはやはりお肉大好き。というわけで普段以上に外のバーベキューグリルを使うことが多かったかも。その中で一番良く登場したのはスペアリブでした。最初にスパイスを付けたリブを弱火でじっくり火を通し、骨から抜けるほど柔らかく調理しておくのがポイント。最後はブロイラーのように強火にして焦げ目をつけて香ばしくしていただくと、子供たちはいつまででも食べていました。

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3.シチュー・スープ
私がOXテール好きなので良くOXテールシチューを作ってきたものの、最近よりシンプルな風味が好きになってきました(お年頃ね)。こちらではダイコンと青ネギはかろうじてスーパーで手に入るので、ローカルの食材で和風のOXテールスープが作れることに気が付いてから最近はこればっかり。もう一つはどちらかというとフランス風になるのかも、豚足の塩漬けを使ったポトフのようなシチュー。スープはクリアだけどコラーゲン満載でプロバンス系ハーブミックスと合う滋味深いシチュー。どちらもとても体が温まるので寒い朝の散歩の後にも食べたりと、今年私が一番好きな2品です。

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こうしてブログのために2021年を振り返ると、色々としんどい時期もあったけれど、時にふさぎ込んだ母・妻である私を家族が囲みつつ(というか気にせず)、相変わらずにぎやかに良く食べた一年だったなあと思います。

そして、私と同じように故郷を離れている世界中で暮らす友達や、日本や香港のたくさんの友人がネットやチャットで声をかけ続けてくれて支えてくれたことにも改めて感謝の気持ちでいっぱいです。


2022年は再会・再起の年になりますように。
そしてすべての人にとってより多くの幸せが来ることを願っています。
Wishing you all a very happy New Year 2022!

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最近の定番トレイル〜春が来た!

 

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こんにちは。

今週から夏時間が始まり、時計の針が1時間進んだので夜7時でもまだ暗くならず、一気に春を感じています。

サンシャインコーストは冬でも雪が降らないので、一年中森を散策できますが、最近は森の中が明るくなってきたように思います。

子供達が朝学校へ出かけた後は、大抵近所にペッパーと一緒に出かけていますが、ペッパーはやはり自由に駆け回る事の出来る森の中へ入って行くのが楽しみのよう。

今日は家から直接Truman Loopという森に出かけてきました。

 

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ご近所の方々が代々、ボランティアで森に標識を立てたり、折れた木の残骸を片付けたりしてくれています。Raza’s Run のRazaとは、以前この森を駆け回っていた犬の名前。至るところに犬の名前がついた標識があります。

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反対の方向に行こうとするペッパーを呼び止め、こっちだよーと言うと急転換。

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たっぷり苔が生えたモコモコの石が可愛い。苔も若々しい黄緑色になってる。

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誰が暮らしているのかな?

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ペッパーの水分補給は水の濁っていない池で。

 

結構起伏はあるものの、家から1時間で行って帰って来られるのでペッパーと私の定番コースです。ペッパーはずっと駆け回りながらだから、多分私の10倍くらいの距離を走っていることでしょう。

 

 

 

 

 

2020年を振り返って

こんにちは。
2020年もあとわずか。それにしても今年は家で過ごす時間が長かったですね。だからといって家の手入れが行き届いたかというと我が家の場合はそれはまた別の話だったのですが(汗)。でも普段より多くできたこと、楽しめたこともあります。それはパンやケーキ作り。特に今年は「自分が食べたいパン」ってどんなパンだろう?簡単に作れるレシピはあるのかな?と思いながら試行錯誤・和洋?!曲折いろいろなタイプのパンを作ってみました。その中でリピ決定のパン、そして最後には自分なりにこれ!というパンにもたどり着きました。
1)クランベリー・ブレッド

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年初は結構チャレンジャーだった(笑)クリスマスなどで残ったクランベリーの入ったパンを試行錯誤。外はカリッと、中はふんわりを目指し・・結構おいしかったけど手間もかかる作業だったような。来年もリピするかは微妙。

2)日本のちぎりパン

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続いて日本人が作りそうな子供受けしそうなふわっとしていてもっちりしたパンが作ってみたいと思ってトライしたちぎりパン。個人的には好きで何度か焼いたけど、意外と家族の反応は普通。でも簡単なので来年もリピ。
3)バターロール
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カナダにはバターロールという名のパンはないので、こちらも日本のレシピを参考に全粒粉で焼いてみた。工程自体が楽しかったレシピ。また機会があれば焼いてみたいかも。
4)ズッキーニ・ブレッド

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厳密にはパンではないけれど(強力粉不使用)、友達から取れたての大きなズッキーニをいただき、急遽作ったズッキーニブレッド。ズッキーニの味はしないのだけれど、千切りのズッキーニが大量に入っており、全体をしっとりさせてくれてスパイスと相まってトーストするとさらに美味。紅茶・コーヒー共に相性良し。来年も間違いなくリピ(ズッキーニをいただけることを期待して)

5)アップル・シナモンブレッド

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秋に入って庭のリンゴを収穫し、リンゴジャムを作ったのでシナモンとレーズンと一緒に焼き上げたアップル・シナモンブレッド。濃いアールグレイと一緒に。簡単なので来年もリピ。
6)ノーニード(捏ねない)ブレッド

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そして最終的にたどり着いたのがこの捏ねないパン(No-knead bread)。外はカリッと中はもっちり、そして全く手間がかからない(ここが肝心)という私の求める要素をほぼすべてかなえてくれる定番のパンに出会えて大満足(やったー!)。家族も皆気に入ってくれて大体週に一度の頻度で焼いているので、来年も間違いなくリピ。

そして来年新たにチャレンジしてみたいのは・・・バケット(フランスパン)。ハードル高そう(笑)
それでは皆さんどうぞお元気で良いお年をお迎えください!

 

 

 

サンシャインコーストの「キノコ狩り」2020

こんにちは!前回のブログからかなーり月日が経ちました(汗)。
気が付けばこちらはすっかり「キノコ狩り」の季節・・というかそろそろ終盤の頃です。周囲で「今年はすごくたくさんあるよ」という声が聞かれていたので早く行きたかったのですが、何分天気がね・・・結構な量の雨が降りまして、行くタイミングが難しかったのです。

そしてようやく「快晴」となった週末の午後、家族で Roberts Creek の森まで今シーズン最初のキノコ狩りに行ってきました。
今回は我が家のペッパーも同行です。ペッパーにとっては天国のような場所ですからね・・森の入り口はいつものバイクトレイルです。今日は自転車ではなく徒歩で森の中に入ります。

 

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すぐに「本気のマッシュルームピッカー」こと夫は森の中へ消えていき、子供たちはペッパーと木登りをはじめました。もともとバイクトレイルなので森の中にたくさんのトリックがあります。

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そして予想通り森の中はキノコだらけでした。
いつも思うんだけど、海のものにしか見えないキノコ(実際にCoral Mushroomという名前)とか、毒々しいキノコ、妖精のような可憐なキノコ(3人でおしゃべりしていそう?!)とか‥キノコって本当に不思議で見ていて飽きません。ちなみにCoral Mushroomはいろいろな種類があって基本的に食べられるキノコです。スープにいれるとまるで海藻みたいな食感です。

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私は子供とペッパーと普通のトレイルに沿って歩いていたので、ほとんどキノコを採ることはできませんでしたが、フフフ♡なんと巨大なBolete (ポルチーニの親戚)を一つ見つけていたので満足でした。
そして森の中に消えていった夫が私たちに合流すると、Chantelle(シャンテレール)などを山ほど携えて戻ってきました。でかした、夫よ。

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これが採ったばかりのキノコが入ったカバン。もう一つバケツがあって、家で少し乾かすためにラックなどの仕分けします。

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左からシャンテレール、ボリート、コーラルマッシュルーム。
今回とても大きなシャンテレールが採れたので、夕食にシャンテレールを主役にしたマッシュルームパスタを作りました。期待通りナッティなシャンテレールはクリームソースにピッタリ。

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そして翌日の朝は、私が見つけた巨大ボリートをスライスして朝食に。ボリートはシイタケの傘のようなところと、舞茸のくきのところが合わさったような食感で、そのなんとも甘い風味が私のお気に入り。トマトスクランブルエッグとの相性もばっちりでした。

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 一回行くとまた行きたくなるキノコ狩り・・シーズン中にもう一回行ってみようと思っています。

 

冬でもハイキング 子供と(犬も)一緒に楽しめるハイキング・お散歩コース(3)

こんにちは。
サンシャインコーストは立春を迎えてもまだまだ日照時間が短いです。日中と呼べるのは大体朝8時過ぎから午後5時くらい。雨も相変わらずほぼ毎日降っています・・・

し・か・し、子供と犬はそんなことはおかまいなし。
毎日毎日、何がそんなに楽しい~の~っていう感じで飛び跳ねるように生活している長男・次男・ペッパーの3匹。(あえてこの助数詞を使いたい。)

ペッパーは現在大体6-7カ月くらいで先週、無事去勢手術をしました。今週は比較的おとなしくしています。そんなペッパーが珍しくソファーでうとうとしているのをよそに、子供は残酷というか遠慮がありません。
「あの近所の金色のふわふわの犬(ゴールデンリトリバーのニッキー)のほうが可愛いなあ」(長男)、「次はタイニーでしっぽが可愛い犬(パピートレーニングで見たジャックラッセル)が飼いたい(次男)」など、好き勝手なことを言っています。
でもね・・・私に言わせてもらえば、この先、二人の息子のやんちゃぶり、無茶ぶりについていけるのはペッパーみたいな犬ではないと無理だろうと思います。
だって、ゴールデンリトリバーが暴走するトレイルバイクの前を先導して走って行く姿は想像できないし、ジャックラッセルだと森でクーガーに遭遇しても守ってはくれないでしょ。一飲みで終わりだわ(汗)。

ペッパーは現在体重が19キロあまりで恐らく成犬になっても25キロ程度かなと思います。背の高さもそれほどではなく、今のところほぼ獣医さんのお見立て通り。レスキュー犬のため、すべて予想するしかないのですが、それにしてもペッパーはかなり力があります。私は10年以上前にロットワイラーを飼っていたので、力のある犬の「引き」の強さを経験しているのですが、ペッパーもかなり強い。というのも、ペッパーの肩から腕にかけての筋肉はすごく発達しているのです。その前足を使ったジャンプ力や引っ張る力には目を見はるものがあります。そして太っていないので、ものすごく敏捷です。とにかく今は感心している場合ではなくて、トレーニングをして私の言うことをもっと聞いてくれるようにしないと、この先が思いやられます(汗)。
そんなペッパーですが、森のトレイルでの散歩(というか暴走?)が一番楽しそうです。そう、ペッパーと子供たちの好みは基本的に一緒(笑)。
いつも子供たちを連れてバイクトレイルのあるKinnikinnick Park (キニッキニック公園)に行きますが、ここは公認のOff-leash Park、つまりリードなしで犬を遊ばせることができる犬にもフレンドリーな公園です。

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キニッキニック公園は、2つの広場にトレイルが隣接しています。平日の日中は広場はガラガラ、森の中も自転車よりも散歩をしたり犬を連れてきている人がメインです。

 

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 森の中には30分から2時間位の様々なトレイルコースがあります。そのため、年齢を問わず気軽にお散歩もできるし、2時間トレイルを全力で走って駆け抜けていくアスリートもいます。森の中だと多少の雨なら、外を歩くよりも歩きやすいかもしれません。道中ぬかるみにさえ足を取られなければ、大木が雨をしのいでくれます。
ペッパーと来るときは、まず広場でほかの犬と走り回ってひと遊びさせてから、森の中へ出発します。

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そして道中、簡単なトレーニングを。
リードを外して先を歩くペッパーをたびたび呼び、私のところに戻ってきたらトリートを与え、それを何度も繰り返し行います。トレイルは道がほどほどに曲がりくねっているので、ペッパーから私の姿が見えなくなることがあり、私の声だけが聞こえると、ペッパーは私を探そうとしてほとんどの場合、戻ってきます。そう、ほとんどの場合・・(汗)。
他の犬に遭遇したらうれしくてほかの犬のオーナーさんと仲良く反対方向へ行きかけたり、自転車が通り過ぎたら永遠に追いかけていきそうになったり。
それでもあきらめずに成犬になるまでに、確実に呼んだら戻ってくることができるようになるようにしないと、と。お互いの安全のためですね。

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初雪のサンシャインコーストから

新年あけましておめでとうございます。

クリスマスからずーっと雨が降っていました。
本当に毎日、約20日間(泣)。

オーストラリアで山火事のニュースを見るたびに、
この雨☂☂をオーストラリアへ運びたーい!!!!!!!

と何度思ったことか。陸続きだったら、このまま雪をトラックに積んで運んでいきたいと真剣に思ってしまいます。恐らく大部分のカナダ人が同じ思いのことでしょうが・・・オーストラリアの人々と動物に心からお見舞い申し上げます。

そして、そろそろ自分も含めこの地域ならではの「季節性の鬱=冬に日照時間が少ない中で降雨が続き、気が滅入ってくる」になる人が出てくるころでしたが、今週はサンシャインコーストにも初雪が降りました。一昨日からの積雪量が20センチ程度となり、今日はついに学校が休校となりました。

サンシャインコーストはカナダの中で一番暖かく、降雨もバンクーバーに比べて少ないため、文字通りサンシャインコーストなわけですが、、、去年もドカ雪が降ったし、今年も・・・おかしいな(汗) f:id:Clearwater:20200116040325j:plain

ところで、我が家は昨秋から犬のPepper(ペッパー・雌)を引き取り育てています。現在6カ月くらいのペッパーにとってはまさに初めて見る雪となり、毎回散歩に出かるたたびに大興奮。いたるところをペロペロ、顔面から雪に突入、さらに木の下で寒さをしのいでいる小鳥たちを追いかけて雪が舞い、またまた大興奮。子犬ってこんなに元気だったとは・・しらなかった・・(汗)

ペッパーはテキサス州で保護され、レスキュー犬として我が家の住むサンシャインコーストまではるばるやってきました。アメリカ大陸を斜めに一番南から一番北まで縦断して...その距離約3000キロ!?
ボランティアの人から、慣れない北の気候にはくれぐれも注意を払ってほしい、といわれました。そりゃそうですよね。そしてテキサスは降雨が少ないはずなので、私も長雨で具合が悪くなったらどうしようと心配していました。
ところが、今のところぜーんぜん問題なし、というか、雨でも雪でもペッパーの探求心を抑えることはできないらしく・・・(お隣のスタンダードプードルのWestくんはこの前風邪をひいてダウンしていました)無理やり着せられたレインコートを翻しながら、雨でも雪でもおかまいなしで丘を飛び回っています。

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ただ、あまりにアクティブなため(汗)、私は、雪道でペッパーのリードをコントロールして歩くのはおぼつなかいし、ましてや子供のそり遊びなどに付き合わせようものなら、ペッパーに振り回されてひっくり返ることになるので、子供と犬は雪の中、完全に別行動です。

お隣のウェスト君の住む家の横にちょうど海にむかって傾斜のある道があり、そこが子供たちにとって格好のそり遊び場です。ペッパーをさんざんウェスト君と雪の中で遊ばせて家にひっこめた後、今度は次男を連れて外に。家からすでにそりに乗って出かけます。

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万が一、海(というか岩場)に激突しないように私は見張りです。何十回も行ったり来たりしてそりで滑る次男。子供も犬に負けないくらい元気で母は疲れます(汗)。
少し日が差してきましたが、今晩はまた雪になるという予報もあり、もしかしたら明日もまた休校になるのかも・・・ 雨よりは雪の方がいいですけどね。

冬の季節を迎えているみなさん、くれぐれも暖かくして過ごしましょうね。
夏の季節を迎えているみなさん&夏しかない季節にお住まいのみなさん、うーらーやーまーすいー