サンシャインコーストの12か月

カナダ西海岸のサンシャインコーストより移住生活、地元の情報など発信します

サンシャインコーストではクマとクーガーに注意!

Sunshine Coast (サンシャインコースト)のHalfmoon Bay(ハーフムーンベイ)で暮らしはじめて、以前より頻繁に野生動物を見かけるようになりました。

1週間に1回程度はみかけるのが「鹿・シカ」。

角の生えた勇ましい牡鹿も、小鹿も、家族連れの鹿の群れも、頻繁に家の近くで見かけます。


子供たちが通う小学校の近くの道には「Fawn Street(小鹿通り」という名前の道まであります。

小鹿はまさにバンビちゃんでかわいいです。牡鹿のジャンプ力はすごくて2-3回のジャンプで森の中に消えていきますよ。

 

そして次に目撃する回数が多いのが「熊・クマ」。

大抵いるのは「Black Bear」という真っ黒の熊。日本のツキノワグマが同じ種類だと思います。私はカナダに来てから通算2回しか見たことがありません。

ちなみに「Grizzly Bear 」という大きなクマ(日本で言うところの「ヒグマ」)はほとんどおらず、この地域で熊と言えば「Black Bear」のことを指します。

今の季節は冬眠前で食欲旺盛なため、人が住む地域にまでやってくるのですが、クマが探しているのは主に果物(リンゴ、ナシ、ベリー各種な
ど)で、夜にリンゴの木などによじ登って根こそぎ食べていったりします。

Halfmoon Bayおよび近隣のSunshine Coastで人がクマに襲われたとという話はまず聞きませんし、地元の人にとってはクマはここで暮らす共存相手のようです。

先日も私と夫が家のすぐ近くの商店の前に車を止めて近くで立ち話をしていたところ、通りすがりのトラックのおじさんが、
「今、そこの青い車(夫の車)の横に小熊が2頭歩いているよ」と教えてくれました(汗)。

夫は全然平気ですが、私はやっぱりクマでも怖いですっ。子供たちと私だけで野山に入る勇気はありません(汗)。

クマのことを考えると昔飼っていたロットワイラー犬のHちゃんがいてくれたらなーなんて思い、大型犬が飼いたくなります。

そして最後に、クマよりも地元の人でも怖いという動物がおり、それが「Couger(クーガー)」です。

最初にクーガーと聞いた時、私はえ?となってピンときませんしたが、つまり「ピューマ」、豹とかチーターとかの仲間(恐ーい)。ヤマネコやイタチなどのサイズは比ではなく、かなり大型の「猛獣」です。オスは軽く数十キロから百キロ近くあるみたい。
私にとってはアフリカのサファリか動物園でみるくらいの動物だと思っていたら、結構、北米の太平洋側にたくさん生息しているのだそう。こちらに来て初めて知りました。

以前住んでいたNorth Vancouver(ノースバンクーバー)でもたまにクーガーを見たという目撃情報を聞いたことがあったのですが、ハーフムーンベイの目撃情報は頻度が高い(汗)。

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1週間前に学区の教育委員会から家に緊急メッセージが届き、同時に学校の校長先生から緊急メールが送られてきました。

その内容が「学校の近くでクーガーの目撃情報があったので、下校時はなるべく迎えに来てください。」というものでした。

これがクマだとこういうメッセージはとどきません。

でもクーガーの場合は連絡が来るということは、やはり学校も警戒しているということですね。

もちろんまだ見たことはありませんが、会ったらどうしよう???

子供より私のほうがパニックになりそうです。